Xにて連投しまくって告知した『シチノヘバーニング』、当日は50人弱のレーサーを迎えて熱く楽しい時間を過ごすことができました。 基本的にイベント告知スタイルがメインのブログなんでこうして振り返りを書くのは珍しいんですが、前日の設営日からをつらつらと振り返っていきたいと思います。
🔳10月5日(土) 設営日&前夜祭
16時に搬入を開始し、10人ちょいの頑張りで1時間後には358mの決勝コースを設営する事ができました。 こうしたイベント準備はやはり人数がモノを言います。って言いながら、シチノヘバーニング初期はまだ運営体制が整ってなくて3~4人で当日準備したりだったんで、その頃から比べるとホントありがたい状況でやらせてもらってるなーと涙が出そうになりました。
で、これまでなら設営後は時間いっぱいまでテスト走行してただけだったんですが、今年はせっかくなので前夜祭レースをする事にしてまして、これまで体験会のエキシ案として挙がっていたノーマルモーターをお題にしたレースをやる事にし、結果これが大当たりの企画となりました(笑)。
おおよそノーマルモーターっぽくない速度域のレースが続出した中、見事栄冠を勝ち取ったのはAREA178のマシマシ選手でした! 続くヤマジ選手、クドー選手も会場を沸かせてくれました! レギュとしてはノーマルモーター指定のオープンマシンといった感じでしたが、オープンギミックそのまま持ち込む方や、ノマモを活かすための軽量マシンに振る方もいたりでそれぞれのアプローチを眺めるのも面白い時間でした。
前夜祭の後は各人お楽しみの時間を朝まで過ごしたようで、いろんな裏シチノヘバーニングが開催されていたそうです(笑)。
※当日の決勝レースで適用される『基準タイム』については予告通り、アドバンスパックにチューンモーターを積んで計測しましたが、最初に積んだトルク2でなかなか完走がなく、電池交換なし3走目で出たタイム『1分12秒』を基準タイムと設定しました。
🔳10月6日(日) シチノヘバーニング当日
いよいよ開催当日! 年に1度のビッグレース。久しぶりに会う顔。などなど朝からワイワイとした雰囲気で受付からのピット準備が始まります。
10時30分からスタートした予選は、エントリーナンバーの奇数・偶数で分けた組ごとのセッションとし、各10分の時間の中で予選と練習走行をしてもらうという形にしましたが、混雑もなく進行でき主催としてはホッとしました。 全体の3.5割がAクラス進出。4割がBクラス、2.5割がCクラスといった感じの決勝トーナメント振り分けとなり、比率的にもナイスなバランスに着地してくれました。(セッション間は5分開けましたが、2~3分でも良かったなーと思いました。)
この後記念撮影し、昼食を45分ほど取りましたが、ナナラボのイベントで昼休憩入れるのって実は初めてだったりします(笑)。
午後はコース側でスタッフによるレイアウト変更。本部側ではチャリティー抽選会を開催しました!
100円以上の募金でクジを引いてもらい、景品と交換するシステムなんですが、テラヨンカーズさんが用意してくれた懐かしのペリペリクジなのが最高にCOOLでした(笑)。 皆さんが持ち寄ってくれた豪華景品約90点余りのおかげで、町への図書寄贈資金として¥23,400が集まりました! 本当にありがとうございます!
さて、いよいよ決勝トーナメント突入!
という事で、①各クラス優勝者は上のクラスに殴り込みが可能な『下剋上チケット』をゲットできる。②敗者復活は再レースなし。という緊張感あふれるルールで幾多の熱戦が繰り広げられました!
まずはCクラス。
優勝は1年ぶりのミニ四駆となったモヒカン選手。2位には電池消耗に泣かされたげこ選手。3位には何でCクラスいるの!?のダディ選手が入賞しました! まれに基準タイム内にゴールできない選手や、マシントラブル解消に時間がかかるため棄権させた方もいたりと早くも波乱の多い展開で盛り上がりました。 おまけに敗者復活トーナメントは勝ち上がりなしというシビアな展開でした。
お次は大激戦区となったBクラス!
1位はSⅡと言えばのたくや選手!ファイナルラップで歓喜の奇声あげまくりでトップチェッカー! 2位はギヤパンに泣かされた同じくSⅡユーザーのたかひろ選手。 3位は出だしの速さが光ったチャン選手が入賞しました!
そして最後は強者揃いのAクラス!
1位は安定感が光ったテラヨンカーズのぽくちん選手がミニ四駆人生初優勝を決めてくれました! そしてた2・3位決定戦を制した関東からの刺客ゴリCHAN選手が2位。前日のノマモ祭りの覇者で、この日も敗者復活から勝ち上がったマシマシ選手が3位となりました!
決勝戦後、マシマシ選手とゴリCHAN選手からの熱い要望があり、バチバチの打ち合いで2位3位決定戦も急遽実施されました! 決勝戦の順位と入れ替わり上記のリザルトになりましたが、全力で走り切った両者に会場全体沸かして頂きました!
ちなみに今回はジュニアクラス限定のレースはなかったのですが、戦績に応じてジュニア勢の表彰も行いました。 普段のミニ四駆体験会でもジュニアクラスが不成立になる事もあるので、戦績による表彰は今後も取り入れていきたいなと思った次第。
そんなこんなで熱いバトル続きの一日も気づけば16:15頃の表彰式で締めとなりました。 実は今回のシチノヘバーニングは、昨年の苦い経験からの改善ポイント『時間の配分』に注力してました。 とにかく時間の配分やリカバーを早めに決断するという、簡単なようでイレギュラーだらけの特設イベントにおいてこの上なく難しい要素をいかに決断してスムーズ取り入れていくか。 おそらく特設イベント経験者の皆さんが頭を悩ませるポイントだと思います。
例えば予選終了のタイミングでコース上で起きたアクシデント(進路妨害)についても再レースとせずそこで切ったのも、決勝で基準タイム設けたり敗者復活戦に再レースを採用しなかったのも、すべて運営時間優先のためでした。 もちろん異論もあると思いますが、運営する以上は会場の時間をオーバーするのは避けたいですし、進行に余裕がなくなりあたふたするのは過去何度も経験していたのでできるだけ運営側や参加者側全員にとって最良の判断を都度選ばせて頂き、何とか撤収時間にも余裕が持てました。 これは何よりこの進行にご協力頂いた皆さんのおかげです。ありがとうございました。
今回は県内のレーサーのみならず秋田岩手、果ては関東からもエントリー頂きました。 こんな片田舎のイベントに多くの方が参加してくれてうれしさを感じると同時に、特設イベントを開催する事の責任の重さをあらためて思い知らされます。 それでも回を重ねるごとにサポートの手が増えてくれるおかげで少しずつ良いものになっている実感もあります。
『シチノヘヲアソベ!』をモットーに活動しているナナラボですが、これからも恒例のミニ四駆体験会をはじめ、各種イベントで精いっぱい遊びをエンジョイできるよう精進していきたいと思います。 何はともあれ、今回参加してくれた皆さん、運営に参加してくれたテラヨンカーズの皆さん、おてらみによんくらぶの皆さん、AREA178の皆さん、あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました! また来年パワーアップしたシチノヘバーニングでお会いしましょう!
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